Macの「プレビュー」だけで完結するPDF編集テクニック10選【2026年版】

木製デスクの上に置かれたMacBook、iPhone、フィルムカメラ、観葉植物 PC・Mac
出典: 写真AC

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Acrobatに月¥1,980払うの、もうやめませんか。

Mac標準の「プレビュー」で、PDF編集の8割は片付きます。私は3年Acrobat Proを契約した結果、結局使ってた機能は10個だけだったと気づきました。それ全部、プレビューでできた。年¥23,760の損切りを共有させてください。

本記事では「これだけ覚えればプレビュー職人」になれる10テクを紹介します。Acrobat解約の判断材料にどうぞ。

Macのプレビューって何ができるの?

Macに標準でインストールされている「プレビュー」アプリ。画像やPDFを開くデフォルトアプリですが、実は高機能PDF編集ツールでもあります。

多くの人が「単に表示するだけ」と思っていますが、できることは以下のような幅広さです:

  • PDFの結合・分割・並び替え
  • 注釈の追加(線・図形・テキスト・蛍光ペン)
  • サインの挿入(手書き・トラックパッド・カメラ入力)
  • パスワード保護・解除
  • ページ回転・サイズ変更
  • 画像形式への変換

これらが全部、追加課金ゼロでできます。

テクニック1: 複数PDFを1つにまとめる

会議資料をまとめる時の定番。手順:

  1. 1つ目のPDFをプレビューで開く
  2. 「表示」メニュー → 「サムネール」でサイドバー表示
  3. 結合したい別のPDFファイルをFinderからサムネール領域にドラッグ&ドロップ
  4. 順番を入れ替えて、Cmd+Sで保存(または「ファイル」→「PDFとして書き出す」)

注意点として、「複製で開いてから保存」するのが安全。元ファイルを保護する習慣をつけるとミスが減ります。

テクニック2: 1つのPDFから特定ページだけ抜き出す

  1. サイドバーで抜き出したいページを選択(Cmd+クリックで複数選択可)
  2. Finderの空白部分にドラッグ → 新規PDFとして書き出される

これ知らずにAdobeのオンライン版で1ページずつDLしてる人、多いです。

テクニック3: 手書きサインをPDFに挿入

契約書のサイン、書類への押印代わりに便利。一度登録すれば使い回せます:

  1. 「ツール」→「注釈」→「署名」→「署名を作成」
  2. 方法を3つから選択:
    • トラックパッド: 指でなぞって書く
    • カメラ: 紙に書いたサインをカメラで読み取る(おすすめ)
    • iPhone: iPhoneと連携して書く
  3. 登録したサインをPDFの任意の位置に挿入

カメラ取り込みが綺麗に出ます。白い紙に黒い濃いペンで書いてください。

テクニック4: パスワードを掛ける/外す

掛ける場合:

  1. 「ファイル」→「PDFとして書き出す」
  2. 下部の「アクセス権」→「パスワードを表示」
  3. 開くため/編集のためのパスワードを設定

解除する場合:(自分が知っているパスワードのみ)

  1. パスワードを入力してPDFを開く
  2. 「PDFとして書き出す」で別ファイルとして保存(パスワードを設定せずに)

※他人のPDFのパスワード解除は法的にNG。自分の書類のパスワード忘れリスク対策として活用しましょう。

テクニック5: ページの順番を入れ替える

サイドバーで該当ページをドラッグ&ドロップするだけ。地味だけど使用頻度高い。

テクニック6: PDFのページを画像として書き出す

  1. 該当ページを表示
  2. 「ファイル」→「書き出す」
  3. フォーマットで「JPEG」「PNG」「HEIC」「TIFF」を選択
  4. 解像度を72〜300dpiで指定

プレゼン資料の1ページをスライドに貼りたい時、画像化するとレイアウト崩れがなくて楽です。

テクニック7: 注釈ツールで添削する

校正作業や図への書き込みに:

  • テキスト追加: クリックして文字入力
  • 蛍光ペン: 文章をなぞって強調
  • 矢印・四角・楕円: 図形ツールで指示書き
  • 消すゴム/取り消し線: 校正記号として

注釈は別レイヤーで保持されるので、後から削除も簡単です。

テクニック8: スキャン取り込みからOCR(意外な機能)

iPhone/iPad連携で書類スキャンが超便利:

  1. 「ファイル」→「Macに挿入」→「書類をスキャン」
  2. iPhoneがカメラ起動 → 書類を撮影
  3. 自動で台形補正・コントラスト調整されてPDF化

ただしOCR(文字認識)はプレビュー単体では弱いです。テキスト抽出も精度高くやりたいなら、後述の有料ツールを検討してください。

テクニック9: PDFのサイズを軽くする

メール添付の容量制限に引っかかる時:

  1. 「ファイル」→「書き出す」
  2. 「Quartzフィルタ」→「Reduce File Size」を選択
  3. 保存

10MBが2MBくらいまで圧縮されます。ただし画像品質も落ちるので、印刷用には使わないこと。

テクニック10: ページ回転して保存

スキャンで横向きになってしまったPDF対策:

  1. サイドバーで対象ページ選択
  2. 「ツール」→「左に回転」or「右に回転」
  3. Cmd+S(複製で開いてる場合は書き出し)

プレビューで「できない」こと

正直に書きます。これらはプレビューでは無理:

  • PDF内の既存テキストの編集(画像のように扱われる)
  • 高精度OCR(日本語の縦書きとか)
  • フォーム作成・電子署名(eSign)
  • バッチ処理
  • パスワード解除(自分のPDFのみ)

これらが必要な人だけ、次のステップへ。

プレビューで足りない人向けの選択肢

用途別におすすめを紹介します。

注釈・スクショ強化なら

Macでスクショ・PDF編集を頻繁にやる人にはCleanShot X(¥7,500買い切り)が定番。Macコミュニティで圧倒的人気で、矢印・モザイク・GIF録画まで完璧です。公式サイト

PDFの本格編集なら

PDF Expert(Readdle)が一番おすすめ。Acrobatの90%の機能が買い切り¥10,000程度で揃います。公式サイト

サブスクが嫌じゃない人はAdobe Acrobat Pro(月¥1,980)が業界標準。Adobe Creative Cloudを既に使っているなら追加負担なしで使えます。

大量処理を自動化したいエンジニア向け

同じ作業を月100回やる人は、Python(PyPDF2、pdfplumber)やshellで自動化が最速。さらに高度な処理(OCRや構造解析)が必要なら、AWS TextractAzure Document IntelligenceのようなクラウドAPIで100ページ単位を秒で処理できます。CSVに構造化された情報を抽出するなど、業務効率化のインパクトが桁違いです。

まとめ

Macのプレビューは「ただのビューア」ではなく、無料で使える優秀なPDF編集ツールです。Adobe Acrobat Pro(月¥1,980 = 年¥23,760)を契約する前に、まずプレビューで何ができないかを把握する。これだけで年¥2万以上の節約になる人は多いはず。

個人的な使い分け:

  • 普段の8割: Macプレビュー
  • 注釈やスクショ: CleanShot X
  • 本格的なPDF編集: PDF Expert
  • 大量処理: Python + API

「結局のところAcrobat Proが必要だった」場面は、過去2年で2、3回しかありませんでした。月額契約を解約する判断材料にしてみてください。

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