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セル入力と保存はできるようになった。次は「表らしい表」を作って、合計や平均を出したい。本記事はそんな段階の方への Stage 2 です。結論として、初心者が最初に覚えるべき関数は SUM・AVERAGE・COUNT の3つだけ。これだけで業務で使う集計の8割はカバーできます。
※ 前提知識として Stage 1(超入門) の内容を済ませてください。Stage 2 のあとは Stage 3(IFとVLOOKUP) に進みます。
Stage 2 で覚えること(全部やって30分)
- 表に罫線をつける
- セルに色をつけて見やすくする
- SUM 関数で合計
- AVERAGE 関数で平均
- COUNT 関数で件数を数える
表を整える(罫線と色)
罫線をつける
- 表全体を選択(マウスでドラッグ)
- 「ホーム」タブ → 罫線アイコン(田んぼマーク)
- 「格子」を選ぶ
表全体に枠線が引かれます。さらに「外枠太罫線」を選ぶと、表の外側だけ太線になって見映えが上がります。
見出し行に色をつける
- 1行目(見出し)を選択
- 「ホーム」タブ → 塗りつぶしの色(バケツアイコン)
- 薄い色を選ぶ(濃すぎると文字が読みにくい)
色は「薄い灰色」「薄い青」「薄いベージュ」あたりが業務文書として無難です。派手な色は使わない方が、後で他人に見せた時に評価されます。
SUM 関数(合計)
もっとも使う関数。範囲の数値を全部足します。
使い方:データの下に合計を出す
| 商品 | 金額 |
| りんご | 500 |
| みかん | 300 |
| ぶどう | 800 |
| 合計 | =SUM(B2:B4) |
B5 セルに =SUM(B2:B4) と入力すると、1,600 と表示されます。
裏技:Alt + Shift + =
合計を出したいセルを選び、Alt + Shift + = を押すと、Excel が自動で範囲を判別して SUM を入れてくれます。これだけで合計入力の手間が大幅に減ります。
AVERAGE 関数(平均)
数値の平均を出します。使い方は SUM と同じです。
=AVERAGE(B2:B4)
テストの平均点・売上の平均値・客単価の平均など、業務でよく使います。
注意点:空白セルは無視される
AVERAGE は「データのあるセルだけ」を対象にします。空白セルは「データなし」と扱い、計算対象から外れます。これは便利な反面、「0」を入れた場合は計算に含まれるので、空白と0の扱いを意識する必要があります。
COUNT / COUNTA 関数(件数を数える)
- COUNT:数値が入っているセルだけ数える
- COUNTA:空白以外(文字列含む)を数える
=COUNT(B2:B4) ← 数値のセル数
=COUNTA(A2:A4) ← 文字列のセル数
「何件の取引があったか」を数える時は COUNT、「何人の名前が入っているか」を数える時は COUNTA を使います。
セルの書式設定(¥マーク・カンマ区切り)
金額を扱う時、「1500」より「¥1,500」と表示した方が見やすいです。
- 対象セルを選択
- 右クリック → 「セルの書式設定」
- 「表示形式」タブ → 「通貨」 → ¥マーク選択
または、ショートカット Ctrl + Shift + $ で通貨形式に一発切り替えできます。
よくある詰まりポイント
| 症状 | 対処 |
|---|---|
| SUMしたら「#VALUE!」エラー | 範囲に文字列が混じっている。数値だけにする |
| 平均が変な値になる | 空白と0が混ざっている。意図を確認して整理 |
| COUNTが0と表示される | セルが「数値」ではなく「文字列」扱いになっている可能性 |
| 関数を下にコピーしたら参照が壊れた | 「絶対参照」を使う必要あり(詳細はStage 5で解説) |
練習問題:売上シートを作ってみる
以下の表を自分で作って、合計・平均・件数を出してみてください。
| 日付 | 商品名 | 金額 |
|---|---|---|
| 2026-04-01 | りんご | 500 |
| 2026-04-02 | みかん | 300 |
| 2026-04-03 | ぶどう | 800 |
| 2026-04-04 | もも | 700 |
- 金額の合計 = SUM
- 金額の平均 = AVERAGE
- 取引件数 = COUNT
次のステップ
表と基本関数に慣れたら、Stage 3:IF関数とVLOOKUP に進みます。条件分岐とデータ検索ができるようになると、Excelが一気に仕事道具として使えるレベルに到達します。
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